kangosiyametaの日記

看護師である自分の母が癌になり。その日々を思い出として記す。

抗がん剤開始後の一週間

内服治療が開始してから仕事が続き地元に帰れない日々。

面会に行った家族から今日はこうだったというメールしか情報はなく、ふと母からメールが届く。去年も疲労で調子悪かったのに仕事辞めなかったから神様に休めって忠告の入院なんだとメールがきたかと思うと熱が38度あった、吐き気強い、造血剤の点滴をしただ輸血しただ。

 

この抗がん剤が効けば余命一年と医師の言葉をふと思い出す…えっ?効かなかったら?

お願い、副作用乗り切って、頑張ってくれ!

 

何もメールがない日ほど不安が強かった。どうしたの?何があったの?

そんな中治療開始から一週間、明日点滴をするのか?こんなに症状があるのに点滴の抗がん剤ができるのか、でもやらないと胃がんは小さくならない。医師はどうするんだろうと思う中母からメールが届いた。

下痢、嘔吐、熱があるから予定通り治療がいくかわからない。ご飯も食べれないから三週間のプログラムも身体次第って先生に言われた。

 

あ、やっぱし。と看護師の自分が納得する。

ダメだよ、やらなきゃ癌が進行しちゃうとパニクる。

とりあえずあと一日、今日の仕事が終わったら大垣に行くぞ!母さんに会うぞ!

と心落ち着かせた瞬間母の病院で働いてる元同僚からメールが届く。次いつ、何時に時間ありますか?先生がお話しがあるそうです。と。

不安しか頭をよぎらない。

とぼとぼととりあえず仕事に向かった。