kangosiyametaの日記

看護師である自分の母が癌になり。その日々を思い出として記す。

今の目標、母が家に帰ること!

そこから20日、週1程度で引き続き実家には日帰りで行った。

家族とメールを頻繁にし、家で誰がどこで寝るか、母はどう生活するのが良いかなど打ち合わせ。時間があれば胃がんの文献を読みあさり。

家族には退院、6日間私が到着するまで頑張ってもらうしかなかった。たくさんメールがきて不安さがわかる。もし何かが起きたら…そんな不安は十も承知だ。そして在宅の看取りのため何が起きても救急車を呼ばないという決まり。呼ぶのは訪問看護師さんのみ。はたして吐血、下血を目の前で起こしたとして一般の人は対応できるのだろうか…絶対に救急車を呼んでしまうだろう。だけどそしたら胃カメラされて、万が一のときは心肺蘇生されてしまう…そしたら母の胃カメラ拒否、家で静かに死にたいという希望は叶えれないのではないか。

そんなやりとりを毎日仕事の合間にし、流石に疲労を感じた頃、2/12 母が鼻血を出したメールがきた。一日ではなくここ数日続いてるとのこと。

肝臓で凝固因子を作っているのでついにそんなに肝臓が悪くなったのかと落ち込んだ。

そのようなメールが来たからといって母の顔を見れず、採血データーが見れず、この2時間という距離にむかつき、明日も仕事のため動けない自分が腹立ち久々に泣きじゃくった。まだあと二週間弱あるのに…間に合わないと再び焦りが押し寄せてくる。

一応数日後、採血でそんなに問題がないことを知り一安心。さすがに自分の精神状態がくたくたになってると実感。