kangosiyametaの日記

看護師である自分の母が癌になり。その日々を思い出として記す。

母退院!

母の退院日には弟、パートナーさん、父の男3人が付き添いしてくれた。

特に問題なく家に戻ったとのことだった。

家に戻り早速こたつに入ったら入院中床からの立ち上がりなんかしたことがないため筋力低下があり、立ち上がれなかったこと、姪っ子が足にしがみついたらバランスを崩し倒れたなど報告メールが届く。

とにかく家に帰りたい!という本人の希望が1つ叶った喜びとともに、介護が始まったと実感。

母はやたら寝るらしく、その合間に父が洗濯機の取り付けや台所の掃除をしてくれた。

母が食べたものの報告メールが届くとともに、何か起きては相談メールがくる。

粉薬は食事に混ぜて良いのか、薬を飲めない時どうしたら良いか…整腸剤、解熱鎮痛剤、睡眠薬を飲んでる程度だから別にどっちでもいいや!と思いつつそりゃ家族にとったら不安だろうよと納得。家族に今任せているのを申し訳なく思う…あとちょいだから…頑張って!

自分も仕事はバタバタであったが一日ずつ母と過ごせる日に近づくのは嬉しかった。

仕事が終わってから実家に持っていく荷物をまとめる…調味料、布団、犬猫のもろもろ…

仲の良いおばちゃんから連絡があり休みの日に向かうと身体に良い、癌に効くとテレビなどで見た食材を山盛り準備してくれていた…もずく、牡蠣、みかんなど、そして少しでも調理が楽になるようにとカレー、切り干し大根など作り置きなど。本当感謝しかない。

病院の仲の良い患者には癌の闘病の時食べやすかったものを教えてくれる。

仲の良い医師には常に励ましの言葉を頂いた。

 

そしてついに2/24最終仕事日を迎える。

仕事終わりにお花をいただいた。この2ヶ月間、心ここに在らずのこともあったが職場のみんなに助けられ、無事ここまでたどりついた。

家にもどり、すぐに荷物を車に積み込み、犬猫を連れ大垣に向かった。